囀や四十九日の父の庭

仏壇に餡パン供ふ明易し

鋤簾持つ砂の女に青嵐

新緑や川中島に人馬なし

子雀や一茶頬杖つきて居り

夫送り母は実梅を漬け始む

(岳150523)

一茶

小林一茶(1763-1827)は、1812年、故郷の信濃・柏原へ戻り、52歳で妻帯、子をもうけたが妻子ともに死去。後妻を迎えたが離別するなどしたうえ、類焼の厄にあって土蔵に起臥するうち中風を患って亡くなりました。